こんにちは!
リフレクソロジーサロン リフレストの川口ユミです。

経堂駅徒歩3分のサロンで、足裏から健康美人になるお手伝いをしています。

本日は、田口ランディさんのエッセイ
「温めること」をご紹介します。

田口さんが経験したことは、
40代以降の女性ならどなたでも身に覚えがあるのでは?

身体を温めることで、この年代特有の体調不良を取り除くことができるなんて、嬉しいですよね。
医者が実践している健康法。もしよろしければ試してみてください!

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が発行する情報誌「生活と自治」に掲載されたものです。


暮らしの味わい
「温めること」
文/田口ランディ

スコットランドで6週間を過ごして戻ってきた日本が暑いのなんの。10月なのに夏日。時差ボケと気温差で体調を崩したせいか、首・肩のこりがひどくなり、目は疲れてボヤけるし、集中力はなくなる、もの覚えは悪くなるし。そのうち腰まで痛くなってきた。

まいったなぁ、と思っていた矢先、友人のAさんと会う。久しぶりに会ったAさんは元気そうで色艶もよく、10歳も若く見えた。最近はジムに通って理学療法士の専門指導を受けているという。

なにがきっかけで?と詳しく話を聞いたところ、数年前に急に足腰が痛くて立てなくなり、医者に行ったら四文字熟語のような病名を告げられ「鉄のボルトを通さないと治らないし、それをしたところで良くなるかどうかわからない」と言われたそうだ。

「医者は頼りにならんと思い、それから必死で治療法を探したんですよ」
もともと気功や瞑想に詳しいAさん。あらゆる知人に電話をかけて情報を集めた結果
「医者自身が困った時に使う方法が一番効く」と結論。
「・・・・・・ちなみにどんな方法なんですか?」

「ものすごく簡単なんです。これでお金は取れないですよ。でも絶大な効果があります」

それは、なんと「温める」こと。ただ、それだけ。

「身体というのは、やけどと急性の炎症以外は、ほぼ温めたらいいんです。年とともに軟骨が固くなって血流が悪くなる。特に首です。耳の後ろを通っている筋肉が固くなると脳に血と酸素が行かなくなって脳機能が低下し、目も霞むし、喉や口がかわき、手も痺れてきたりするんです」
「いま、まさに私がそうなんですけど」
「だったら、自分の指で耳の裏の太い筋をよく揉んで、寝る時に使い捨てカイロを包んだ手ぬぐいを首に巻いて温めてください。きっと良くなりますよ」

これはいいことを聞いた、ダメでもともとだ。さっそく自分で耳の後ろの筋を探すと左側だけが
固くなっていてすぐわかった。私は左側の首、肩、腰が痛かった。

ゆっくりとていねいに首を回してほぐし、自分の指でごりごり揉んで、使い捨てカイロで温めて寝た。

効くといいなあ。効きますように。ついでに湯たんぽで腰も温めた。

翌朝、目が覚めて驚いた。
「あれ。よく見える」
パソコンの前に座って確かめてみた。楽だ。目の疲れが取れている。

しかも、首の痛みは軽減。たったの一晩で?
嘘みたい。さっそくAさんに電話をした。

「本当に、使い捨てカイロで温めただけで良くなりました」

「そうでしょう。使い捨てカイロは遠赤外線が出ているので皮膚の奥まで温まるんですよ。くれぐれも低温ヤケドに注意して下さいね」

一番の原因は運動不足だそうで、首や肩をゆっくりと回すような運動を続けるべき。そうか、長旅で筋肉が固くなったのだな。

呼吸法を取り入れつつ、3日ほど温めたら、体が以前より楽になった。

 

「生活と自治」2018年12月 通巻596号

発行:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会


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