ふくらはぎの張りをやわらかくする方法|付け根をゆるめる自宅セルフケア

ふくらはぎがパンパンに張ってつらい。
マッサージしても、すぐ元に戻ってしまう。
そんな方に向けて、自宅でできるやさしいセルフケアをご紹介します。
先日、お客様からこんなご質問をいただきました。
「ふくらはぎがパンパンに張っているので、やわらかくしたいんです。
自宅で自分でできるケア方法ってありますか?」
ふくらはぎが張っていると、
つい張っている部分を一生懸命もみたくなりますよね。
でも、早く変化を感じたいときほど、
“張っている真ん中”ではなく
筋肉の“付け根”をゆるめてあげることがポイントになります。
付け根をゆるめると、なぜ楽になるのか

筋肉は、骨に付着していて、
その両端を「起始」「停止」と呼びます。
イラストの丸囲み内で、白い部分です。
少し専門的な言葉ですが、
仕組みはとてもシンプルです。
輪ゴムを両手で引っ張っている状態を想像してみてください。
その両手の距離を少し縮めると、
輪ゴム全体は自然にゆるみますよね。
筋肉も同じで、
両端(付け根)に近い部分をゆるめてあげると、
筋肉全体がふっとやわらぎやすくなります。
やわらかくなるヒントは「関節まわり」にある

筋肉が骨に付着している場所は、
ちょうど関節のあたりにあります。
ふくらはぎの場合、
足首や膝の近くがそのポイント。
張りを感じるときは、
関節のすぐ下にある、
筋肉が少し盛り上がっている部分を
やさしくケアしてあげるのがおすすめです。
グッズなしでできるセルフケア方法(膝裏・足首)

ここでは、道具を使わずに
誰でも自宅でできるセルフケア方法をご紹介します。
寝たままできるので、リラックスして行ってください。
膝裏をゆるめるケア
- 仰向けに寝て、両膝を曲げ、足裏を床につけます。
- 片側の膝の上に、反対側の膝裏を軽く乗せます。
- 乗せた方の足の膝下を、力を入れずに前後にブラブラと揺らします。
- 往復10回を1セットとして、2セット行います。
- 反対側の足も同様に行いましょう。
※振るというよりも、
力を抜いて揺らされている感覚を大切にしてください。
足首をゆるめるケア
- 起き上がり地面の上に立ち、片側の足を少し持ち上げます。
- 足指の付け根を軸にするイメージで、
足首で円を描くように、くるくると回します。 - 左回り・右回りをそれぞれ10回ずつ行います。
- 反対側の足首も同様に回しましょう。
※大きく回そうとせず、
引っかかりや重さを感じるところをなぞるように
動かすのがコツです。
桐G棒を使ったセルフケア方法

Ⓒ足もみ塾
今回のお客様には、
**桐でできたセルフケアグッズ「桐G棒」**を使った方法も
あわせてご紹介しました。
桐G棒は、
両端がヘラ状と棒状になっており、
中央には2つのコブが付いています。
この中央のコブを、
ふくらはぎの付け根にあてて使います。
※桐G棒は「足もみ塾」のセルフケアグッズです。当店でも販売していますし、こちらのサイトでも購入できます!
手順
- 地面に体育座りになり、両手を後ろについて体を支えます。
- ケアしたい方の足を少し持ち上げます。
- 桐G棒の両端を手で持ち、中央のコブを
関節のすぐ下、筋肉が盛り上がっている部分にあてます。 - 手で強く押すのではなく、
足の重みを利用して、ゆっくり圧をかけます。 - 「ここ硬いな」と感じる場所があれば、
1点押しでジワーっと圧をかけ、呼吸を止めずに待ちます。
手でもケアはできますが、
道具を使うことで
力を入れずに、安定した圧をかけやすくなるのが特徴です。
セルフケアで大切にしてほしいこと
- 無理にほぐそうとしない
- 痛みを我慢しない
- 呼吸を止めない
力で変えようとするより、
構造を理解して、体がゆるむのを待つ。
それが、体にやさしく、
長く続けられるセルフケアだと考えています。
セルフケアを行う際の注意点
- 強い痛みを感じる場合は、無理に行わないでください
- 痛み・しびれ・腫れがある場合は、専門家にご相談ください
- 呼吸を止めず、リラックスした状態で行いましょう
セルフケアは、
「がんばって変えるもの」ではなく、
体がゆるむきっかけをつくるものです。
「気持ちいい」「少し楽だな」
そう感じる範囲で続けてみてください。
おわりに
今回ご質問くださったお客様は、
武術の鍛錬を長年続けていらっしゃる方でした。
稽古や試合で最適な状態で臨むために、
「いかに体をやわらかく保つか」を
日々とても大切にされています。
ふくらはぎの張りが気になる方も、
まずは今日できるケアから。
ご自身の体と向き合う時間の中で、
少しでも楽になる感覚を味わってもらえたらうれしいです。
もっと深く体を整えたい方へ
セルフケアは、
ご自身の体に気づきを向けるための大切な時間です。
ただ、
・これで合っているのか不安
・力の加減がわからない
・自分では届かないところがある
そんなときは、
人の手を借りることで、
体が思っている以上に楽になることもあります。
私は、
体の構造やつながりを大切にしながら、
無理のない施術やセルフケアのアドバイスを行っています。
「一度、直接みてもらいたいな」
そう感じたタイミングがあれば、
どうぞ気軽にご相談ください。
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