更年期の不調は血流から|ドロドロ血対策に温活スープ
更年期の不調、その裏には血の巡りが
「顔がほてる」「肩がガチガチ」「なんだか気分が落ち込みやすい」
そんな更年期のお悩み、実は血の流れが悪くなることと関係していることが多いです。
更年期=血の流れの悪さ
私自身、そのことに数年間気が付かず不調に困っていました。
今回の記事に書いたことを実践したところ、驚くべき効果があったのでご紹介します。
血液の流れが滞ると、冷えやのぼせ、だるさなどが出やすくなります。
それがいわゆる“ドロドロ血”の状態です。

私自身の体験
閉経して2年。
鍼灸院で、初めてカッピング+刺絡を受けたときに、先生から「これはかなりドロドロ血だね」と言われてドキッとしました。
カッピング+刺絡とは・・・
専用の鍼で皮膚に小さな傷をつけ、滞った「悪血(おけつ)」と呼ばれる古い血液や老廃物を体外に排出し、同時にカップで皮膚を吸引して血流やリンパの流れを改善する治療法です。
自分では気づかなかったのですが、知らないうちに血の巡りが悪くなっていたようです。
その時先生にすすめられたのが、
- 軽い運動
- 野菜スープをたっぷり食べること
それ以来、私は「定期的な運動」「スープ習慣」を意識するようになりました。

そして・・・3週間後に再び鍼灸院を訪れて治療した結果、血液の状態が改善していたのです!
血の苦手な方はクリックしないで頂きたいのですが、こちらが血液の変化です。
クリックで表示
初回は、血液が濃すぎてカップにすぐにひっついて固まったり、放血(傷口から血液を出す)が勢いが悪い・出し渋りしていました。
しかし、3週間後は血液がサラサラになり血液の勢いも良く、色も明るくなりました!
スープがめぐりにいい理由
- 水分たっぷり → 脱水を防ぎ、血がサラサラに
- 温かさ → 体をじんわり温めて血流アップ
- 野菜の力 → 食物繊維や抗酸化成分が血管を元気に
- 骨や肉のスープ → カルシウムやコラーゲンがとけ出し、骨や血管のサポートに
「温かい・栄養がある・消化しやすい」この3つがそろうのがスープの良さ。
閉経後の体にぴったりなんです。
血の流れをよくするおすすめ食材(旬を楽しむ!)
スープに入れる食材は、やっぱり旬の野菜がおすすめ。
その時期に必要な栄養がぎゅっと詰まっているので、体に自然と合います。
- 春:玉ねぎ・セロリ・新ごぼう → 血液をサラサラに
- 夏:トマト・ナス・ピーマン → 熱を冷まし、血管を守る
- 秋:れんこん・人参・きのこ → 血を補って巡りを助ける
- 冬:大根・白菜・ネギ → 体を温め、冷えから守る
さらに、時々は鶏ガラや牛骨のスープをベースにすると、骨や関節のサポートにも。
野菜と合わせれば、旨みたっぷりで栄養満点になります。

まとめ
閉経後は血の巡りが悪くなりやすく、ドロドロ血になりやすい時期。
でも、毎日の食卓にスープをプラスするだけで、体は少しずつ軽くなっていきます。
「今日はどの野菜を入れてみようかな?」
そんな風に旬を楽しみながら作るスープは、
体を温めて血の流れを助け、心までホッとさせてくれるセルフケアです。
そして、スープで血をサラサラに整えたあとは、
リフレクソロジーで全身の血流に刺激を与えましょう!
足裏から全身の巡りをサポートすることで、さらに代謝や老廃物の排出がスムーズになり、毎日のスープ習慣との相乗効果も期待できます。
