こころとカラダに、じんわり効く私のしごとについて
はじめまして。川口結実と申します。
こちらのページでは初めてのご挨拶になりますね。
私はリフレクソロジーの仕事を始めて、もう17年が経ちました。
この20年ほどは、子育ての渦中にいて、毎日がめまぐるしく過ぎていくような日々でした。
でも最近、少しずつ子どもたちの手が離れて、自分の時間が戻ってきたなと感じるようになりました。
そんなタイミングで、これまであちこちに散らばっていた仕事の情報を整理して、このページにまとめていこうと思っています。
父の死を、ようやく「体感」で理解する年齢に
少し個人的なお話になるのですが…。
私の父は、50歳という若さでこの世を去りました。
もともと体が丈夫ではなかったのに、経営者として会社を支える日々は休む暇もなく、体調が思わしくない中でも無理を重ねていました。
そしてある時、急激に体調が悪化して、あっという間に亡くなってしまったのです。
この話をすると、「まだ若いのにね…」と、多くの方が同じ反応をされます。
私自身も、つい最近まで「そうだよね、早すぎるよね」と思っていました。
でも、49歳になった今。
父が亡くなった年齢に近づいた今になって、ようやく「父の視点」からその出来事を見つめ直すことができるようになってきました。
老いと死の実感から、“在り方”を問い直すように
最近は、できないことが増えたり、疲れやすくなったり、ちょっとした変化に敏感になったり。
「老いるってこういうことか」「死に向かうって静かに進むものなんだな」と、身をもって感じることが増えました。
そんな中でふと、思ったんです。
父が亡くなった年齢やタイミングも、「もしかしたら必然だったのでは?」と。
死は突然やってくるものではなく、日々の暮らしの延長線上にあるもの。
此岸と彼岸はきっぱりと分かれているのではなくて、日常のすぐ隣にあるものなんじゃないか――そんな感覚が、自分の中に芽生えてきました。
「自分がどう生きるか」より、「どう在りたいか」
この感覚に気づいてから、私は「どう生きるか」ではなく、「どう在りたいか」から始める生き方にシフトしています。
たとえば――
不得意なことを無理して頑張るのではなく、得意な誰かに委ねてみる。
そのほうが、相手にとっても活躍のチャンスになるし、自分の時間と心にも余白が生まれます。
そして私が得意なこと、好きなこと――たとえば足つぼマッサージやケアを通して「助かった」「癒された」と言っていただけるようなこと――は、喜んでお引き受けしたい。
これからは、「お互いさま」で循環する生き方をしていこう。
そんなふうに決めてから、心がとても軽くなりました。死生観も、穏やかに変わったように思います。
足もとから、心もとへ
このページでは、私がみなさんにお届けできるケアや、リフレクソロジーのこと、日々の気づきなどを少しずつ発信していきたいと思っています。
どこかでつながるご縁を楽しみに、
どうぞこれから、よろしくお願いいたします。
